■ あの頃の君に おまけ3 ■





――覚え、てる…?








「冗…っ談じゃないであります!!」

「あ、おい、ケロロ!」










ナンで







ナンで







ナン――…















「バカ!!何やってるでありますか!
 この赤ダルマ!!」

「…スマン」

「スマンじゃないでありますよ!
 クルルに怒られるのは我輩なんでありますからな!!」

「スマン」

「ムキー!ボキャブラリーも乏しいときてる!!
 つーか、何で追いかけてきたワケ!?」

「…」

「だいたい、何で我輩が逃げなきゃなんないのよ。
 逃げるならギロロの方デショ!!!
 すぐバレるような嘘ついて!」

「…」


「どうせつくなら、一生バレない嘘にしやがれ!!!」














「――ねぇ、聞いてんの?」

「…あぁ」

「反省した?」

「あぁ」
「じゃ許すから早くおろして。
 腕が、痛いであります」







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半端な感じに終了。

ギロロが覚えているという事実に混乱して、ケロロは反射的に逃げ、
目の前にいるケロロが逃げたから、ギロロは反射的に追いかけた。

ソーサーを壊したことと嘘ついたことについて怒っているようだけど、怒鳴ってやりたいのはそんなことじゃなくて、ギロロもそれが分かってる…といいな。
と、そんな感じです。

わめき散らして、ケロロは少し心を落ち着けたようだけど、ギロロはどうなんでしょうか。Yみや先生!