■ 次の言葉 2 ■ | |||
![]() |
『あの日』から、 ケロロはずっと ギロロを避け、 逃げ回っていた。 |
![]() |
|
「おい、ケロロ」 「はぃぃっ!!」 痺れを切らしたギロロが声をかけると、ケロロはビクッと体を硬直させて飛び上がった。 「まだ悩んでるのか?」 「悩むよ!」 |
![]() |
||
![]() |
「何故だ?簡単な話だろう? ただ一言、『その気はない』といえば イイだけの事だ」 |
||
「言っ…、 言えないから 困ってんでしょー!!」 |
![]() |
||
と、言い残してケロロが走り去ろうとした瞬間、 |
|||
バシュ という音がして、ケロロのすぐ横の壁が割れた。 そして、こげるような香りが鼻を掠める。 |
![]() |
||
![]() |
「アンタ!!なんばしよっ――」 「それで?」 怒るケロロを無視して、銃口を向けたままギロロは言った。 「次の台詞は何だ?」 |
||
------------------------------------------------------------------------ こ、これでリクの前半部分「告白を受けたケロロだけど返事にうじうじ悩み続ける」はクリアできたでしょうか…。後半部分のギロロの叫びは、銃声に変わりました。すみません(^^;) 1とセットでどうぞ。for満月さん。 ギロロからの告白は、私の中でギロケロの位置づけをするための重要なポイントだと思ってかなり悩んだのですが…結局逃げてしまいました。(私が) 告白に至るまでの妄想なし、途中もなし、そして続きもなし、みたいな。(爆) 自分で納得できるギロケロ両思いに到達するには、まだまだ時間がかかりそうです。 (両思いを読むのも描くのも好きなんだけど、片思い同士から到達しない…) ちょっと考えてみた続き(直後)の妄想。 いえといわれて言葉の出ないケロロ。 「…お、お前のターンであります」 「分かった」 「あ、嘘。我輩一回休みー!!」 走り去るケロロと、笑顔で銃を構えなおすギロロ?みたいな? お粗末! |
|||